はまぎん こども宇宙科学館に行ってきた
5月3日、はまぎん こども宇宙科学館に行ってきました。
GW前に、娘Harukoの弟が学校からもらってきた『はまぎん こども宇宙科学館』のチラシ。
これに食いついたのは、弟ではなくHarukoさんの方でした。(弟は、少し前に保育園の卒園遠足で行ったばかりだし)
Harukoさんは、そこに掲載されていた
「ミニ砂時計作り」
をやりたいようで…。
そうだね。行ってみようか。
不登校娘Harukoの好奇心を刺激し、活動範囲を広げることにつながるならば、GWの混雑なんぞ、どんとこい!!
と言いたいところですが、Harukoさん、ザワザワ人が多いところも、行列に並ぶのも大の苦手。
彼女は、聴覚過敏とASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けているのです。これまで何度、そういった場面でパニックを起こしたことか。
そこで。
注目したのが『土曜日は、高校生以下無料』の表示。
無料=絶対混む!
実は過去に、無料デーに宇宙科学館に行ってしまい、長蛇の列に並ぶうち、館内に入る前にパニックを起こしたことがありまして。
出来るだけ空いている日に行きたい。
無料デーは絶対混む。
ならば、無料デーの前日は空いているのでは!?ということで、5月3日に行くことにしたのです。
9:30開館ですが、20分前に着くと少しばかり開館待ちの列が出来ていました。
私たちは20組目くらいかな。以前の無料デーの時に比べたら、10分の1程度の行列です。
これなら許容範囲かな?と思いましたが、Harukoさん、10分ほど経つと少しずつイライラし始め、
「私、行列とか無理なの〜。」
と涙目になってきました。
おまけに今日はHarukoの安心グッズである縫いぐるみのヌイヌイも置いてきています。
それでも、あれこれ気を紛らせながら、何とか開館時間まで持ちこたえることが出来ました。行列はジリジリと動き始めます。ここまでくればあと少し。
実際に入館しチケットを買ったのは9時45分頃でしたが、この間パニック・癇癪なし!
これは、Harukoさんにとってはかなり頑張ったことなのです。
すごいぞHarukoさん!
これを成功体験とするため、あとは砂時計作りだ!
入館後、人気の予約制イベントには目もくれず、まずは、お目当ての砂時計作りのため地下2階へ。
そこは、かなり空いていました。5〜6組の親子がいた程度。
さあ、砂時計を作ろう!と張り切っていたのですが…
Harukoが砂の色を選んだ後、空の砂時計に砂を入れたのは担当係の方。Harukoが蓋の形状を選んだ後、そこに接着剤を付けて蓋をしたのも担当係の方。
拍子抜けとはこの事です。
Harukoも私も、『砂を計量し、何度も微調整をして、きっかり◯秒の砂時計を作る』みたいな作業を想像していたものですから、あまりのあっけなさにびっくりしてしまいました。
Harukoは何となく不完全燃焼な感じでしたが、とにかく目的のミニ砂時計は手に入れました。
出来上がりはこちら
受付の女性はイヤリングみたいにしてました。確かに可愛い。
その後、混雑している3階を避け、空いている5階・4階で遊んで帰りました。
一番滞在時間が長かったのは、4階の…名前は忘れましたが、2種類の三角形(色は様々)を使っていろいろな図形を作るコーナー。
Harukoは、見本の通りのカタツムリを作ったあと、そこにオリジナルの花を添えていました。
ちょっとアテが外れた部分もありましたが、安心グッズ(縫いぐるみのヌイヌイ)なしのお出かけで行列にもパニックを起こさず、目的の物を手に入れたことは、大きな成功体験となったに違いありません。