たからのちず
昨夜の出来事。
長男カイ(小1)が折り紙の裏に一生懸命何か書いていると思ったら…
「ママ、これあげる!」
私にその折り紙を渡してきました。
裏には『たからのちず』という文字が。そして、その下には何やらぐちゃぐちゃした線が沢山引いてあります。そして、一か所『×』印。
どうやら、この×印が宝のありかを示しているようです。でも、私にはどこを指しているのか全く分かりません。
すると、カイが私の横から『ちず』を覗き込み、『ちず』を指し示しながら
「ママ、ちずのよみかた、わかる?ここは、かいだんだよねぇ。そしたら、たからは、こどもべやかな?ねるへやかな?ねるへやかもしれないねぇ。」
楽しくて仕方がない様子で、ウキャウキャ笑いながら説明してくれます。そして
「ママがんばってさがしてね!」
と言い置いて、カイは二階の寝室へ。
やれやれ。それでは一丁宝探しでもいたしますか。
私が二階に行くと、寝室に布団の山があり、もぞもぞ動いています。
もしかして、コレ??
私がわざと大きな声で
「どこかなー?宝はどこにあるのかなー?あれ?ここに大きなものがある!もしかして宝はここにあるのかな?」
と言いながら、布団の山を叩くと、
カイが大きな声で
「じゃーん!!!
たからものは、ぼくでした!!」
と叫びながら姿を現したのです。
すごい!!
素敵な宝物だ!!
ママの1番の宝物、こんなところに隠れてた!!
と、私はカイをもみくちゃにしてギューっと抱きしめましたとさ。
めでたしめでたし。
…いや、この「ぼくはたからもの」発言、すごいなと思いました。
これ、ずっとそう思って大きくなったら、かなり強いと思うんです。
一度全てに自信を無くしてしまったハルコを見ているから、尚更そう感じます。
同じように育てていても、こんなに思考回路が違う。
きょうだいって、面白いし難しいと改めて思いました。