『おさるのジョージ』を見て泣きそうになった話
『おさるのジョージ』は、アメリカのTVアニメの日本語版で、毎週土曜日にEテレで放送されています。
今朝、この『おさるのジョージ』を見ていて泣きそうになってしまいました。
常日頃から、おさるのジョージと一緒に暮らしている"黄色い帽子のおじさん"をすごい人だと思っていましたが…今朝、完全にやられました。
今朝放送の2話目「カンズボンをはいて」にて。
ジョージは普段裸で過ごしていますが(おさるなので)、とある授賞式のプレゼンターを務めるために、スーツを新調することになりました。
一人で試着室に入り、悪戦苦闘の末で出てきたジョージ。
ズボンは前後ろ逆。
シャツははみ出している。
ジャケットは袖を通せていない。
でも、とても誇らしげです。
それを見た黄色い帽子のおじさんは…。
「ジョージ!よく一人で着られたな!蝶ネクタイ、難しかっただろう?」
ここで!
私は泣きそうになってしまいました!
おじさん!
なんて人なの、あなたは。
私だったら、何て言っただろう。
きっと、こんな風には声をかけられなかった。
黄色い帽子のおじさんの優しさ。それは、私が持ち合わせていないもの。その事実に胸を締め付けられました。
「優しさ」って、もって生まれたものや、育った環境の影響も大きいけれど、学ぶことも出来ると思うんです。
私は、もともと黄色い帽子のおじさんのような言動を、自分のものとして持ち合わせていません。
でも、黄色い帽子のおじさんの言動を見て「そうか、こんな風に言えばいいのか」と学んで、それを実行することは出来ます。
私も黄色い帽子のおじさんみたいに子どもたちに接したい。
できるかな。
できるようになりたいな。
これからも、黄色い帽子のおじさんを師匠として、学んで実践し、優しさを自分のものにしていきたいと思った土曜日の朝でした。